グアラニーの森の物語

『グアラニーの森の物語』増山朗著 川村湊編 インパクト出版会 2013

増山朗氏は1919年に北海道にて生まれた。1939年に、外務省の実習生としてアルゼンチンへ渡航しました。ブエノスアイレス郊外で花卉栽培を行ない、2006年に現地でなくなりました。

1989年にブエノスアイレスで創刊された、日本語による文芸雑誌「巴茶媽媽」(パチャママ)の中心人物のひとりでもありました。

アルゼンチンでは、古くから日本語による新聞が発行されています。しかし、長い間、文芸雑誌というものは存在しなかったとのことです。増山氏は、この「巴茶媽媽」にアルゼンチン日系文学史上初の長編小説『グワラ二ーの森の物語』を連載しましたが、「巴茶媽媽」 の廃刊とともに作品は未完のまま終了てしまいました。

guarani

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